2006年08月31日

気象庁サイト、20分近く更新されず

 今日17時18分頃に発生した東京湾の地震で、気象庁Webサーバーへのアクセスが一時的に集中したためか、地震情報が「404 Not Found」と表示されることがあったほか、20分近くにわたって更新されない状態となり、17時20分に発表された震度速報などが17時40分頃まで確認出来ませんでした。

 ここからは余談ですが、8月(※9月3日追記:2005年8月)にリニューアル・キャッシュサーバー導入が行われてから、更新が若干遅くなったり津波予報(注意報)が表示されなかったりというトラブルや、当初24bit PNGだった天気予報・地震情報の画像を8bitに減色するといった細かな変更があったり、何だか試行錯誤されているような感じです。

2005年08月17日

緊急地震速報、宮城県沖の地震でも提供

 気象庁では、ナウキャスト地震計でP波(初期微動)を検出し、S波(主要動)が到達する前に「何秒後にどの程度の揺れが来るか」という情報を伝える「緊急地震速報」を2004年2月より試験運用しています。
 気象庁「2005年8月16日の宮城県沖の地震時の緊急地震速報の提供状況について」によると、昨日の宮城県沖の地震でも、この緊急地震速報が提供されたようです。

 地震発生は11時46分25.7秒。46分40.6秒に、震源に最も近い観測点である石巻大瓜観測点で地震波を検知。それから4.5秒後の46分45.1秒に、「宮城県北部で震度5強以上、宮城県南部ほかで震度5弱以上」とする緊急地震速報の第一報が提供されました。
 第一報からS波(主要動)が到達するまでの時間は、震度5強を観測した宮城県石巻市で10秒、同じく震度5強を観測した仙台市で16秒、震度6弱を観測した川崎町では22秒となっており、今回の地震でも迅速かつ的確に緊急地震速報が提供されたことが分かります。

 まだまだ試験段階で課題は多くあると思いますが、早い段階での実用化が待たれるところです。

2005年07月26日

愛知・静岡で歪計・傾斜計に変化、愛知東部で低周波地震

 気象庁の報道発表資料「地震防災対策強化地域判定会会長会見(定例)(7月25日)」によると、7月20日から23日にかけて愛知県東部と静岡県の一部の歪計・傾斜計の記録に変化がみられたと同時に、愛知県東部で低周波地震が発生していた、とのことです。

静岡西部などで地殻の伸縮、同時に微小な地震(読売新聞)
 この二つが同時に観測されるのはまれで、同判定会では「東海地震に直結する現象ではないが、推移に注意が必要」としている。
 微小な地震が集中して起きていたのは、想定震源域から西に数十キロの愛知県東部。マグニチュード1未満の地震が100回近く観測された。

2005年07月11日

9日の新潟中越震度4、震度データが送信されないトラブル

 9日19時22分頃、新潟県中越地方の深さ約11kmを震源とするM4.3の地震があり、新潟県小千谷市で震度4を観測しました。この地震で、震度観測点の震度データが送信されないトラブルがあったようです。

地震のデータ送信されず/新潟県の機器でトラブル(四国新聞)

 新潟県中越地方で9日夜に発生した地震で、震度のデータが新潟県から気象庁に送信できなくなるトラブルがあった。
 県危機管理防災課によると、気象庁と県が震度計を設置している31カ所で震度1以上を観測。データは県庁内のサーバーに届いたが、トラブルで送れなかったという。

 最近の震度1以上を観測した地震(気象庁)では、トラブルで発表されなかった震度観測点の震度(川口町で震度3、長岡市・魚沼市ほかで震度2など)も含めて発表されています。

2005年02月15日

神戸須磨区の震度計でトラブル、震度3観測が発表されず

 2月14日0時22分ごろ、兵庫県南東部(深さ約10km、M4.2)を震源とする震度3の地震がありました。兵庫県西宮市では震度1で、最初にごくわずかな振動があり、それから2回ほどグラッ、グラッと弱く揺れました。
 この地震について、気象庁は同日0時26分に「震度3 神戸北区・神戸西区」と発表していました。

 が、NHK大阪・NHK神戸のニュースによると、その後に大阪管区気象台が調べたところ、神戸須磨区でも震度3が観測されていたにも関わらず、震度計の時刻(※ラジオの時報で合わせる)が約1分ほどずれていたため、誤作動として処理され、発表されなかったことが分かったそうです。
 そして今日(15日)、気象庁は神戸須磨区で観測された情報を含めた地震情報を発表しなおしました(最近の有感地震)。

2005年01月17日

阪神・淡路大震災から10年

1995年1月17日 5時46分。家が大きな揺れに襲われたのは、ちょうど10年前のことです。

2005年01月15日

音声で「震度5、あと10秒後」 JEITAが実証実験開始

「10秒後に震度7!」揺れる前にインターネット経由で家庭に地震を予告INTERNET Watch)を発見。

 JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)によると、「震度○ あと○○秒後」と音声で知らせる「IT自動防災システム」なるものの実証実験を、首都圏・近畿圏・中国地区の約300家庭で4月から行うそうです。
 地震波には、揺れは小さいが速く伝わる「P波」、遅く伝わるが揺れが大きな「S波」があって、速く伝わる「P波」を地震計で検出、S波が到達する前にそれを予測する・・・ というもの。2004年2月から試験運用が始まった気象庁の「緊急地震速報」が利用されています。

 気象庁の発表資料によると、2004年9月5日に発生した紀伊半島沖(最大震度5弱)では、地震検知から「震度5弱以上」と最初に速報を出すまで約4秒。それから沿岸の和歌山県新宮市で震度5弱が観測されたのは7秒後、三重県津市で震度4が観測されたのは27秒後。東海道沖(最大深度5弱)でも、ほぼ同様です。

 P波とS波の時間差が小さい「直下型(新潟県中越地震など)」では役に立ちませんが、将来起こるとされている「東海・東南海・南海地震」などには有効かもしれません。

 ただ、いくつか問題点も考えられます。
 まずは、(揺れの大きな震源地周辺で)約6〜10秒という間に何が出来るかです。発表では「大きな揺れが来る10秒前にアナウンスがあれば、火を消したり、机の下などに避難できるという実験結果もあり」とありますが、微妙なところです。
 次に、「インターネット」の伝送遅延と安定性です。ただのテキストデータであれば伝送遅延はさほどないものの、ADSLのリンク切れなんかがあるとどうにもなりません。
 さらに、「音声」で伝えられる点もです。その音声のスピード、それを人間が把握するまでの時間・・・

 このあたり、実証実験でどのような結果になるのかが気になるところです。

2004年12月08日

近畿の地殻に異変 岩盤のひずみ顕著(asahi.com)

 朝日新聞の7日夕刊に、「近畿の地殻に異変 岩盤のひずみ顕著 4カ所で京大観測」という記事がありました。
地殻変動を調べるために京都大防災研究所地震予知研究センターが置く近畿地方の観測所4カ所で、岩盤の「ひずみ」などに1年半余り、異変が続いている。岩盤が南北に縮むひずみが顕著で、95年1月の兵庫県南部地震(阪神大震災)の前にも同じような異変があったという。


 まだ「地震発生間近」と決まったわけじゃないし、余計な不安を煽っても無意味なだけですが、兵庫県南東部在住なのでちょっぴり心配。