2007年04月02日

日本時間2日5時39分 ソロモン諸島 M8.0

 アメリカ地質調査所(USGS)によると、日本時間2日5時39分(現地時間同日7時39分)ごろ、ソロモン諸島付近の深さ約10kmを震源とするM8.0の地震がありました。

 太平洋津波警報センター(PTWC)は、日本時間5時55分にソロモン諸島・パプアニューギニアに「Tsunami Warning」を発表し、一時日本などにも「Tsunami Watch」が発表されるなどしましたが、10時15分にはすべて解除(Cancel)されました。気象庁は、9時30分に「日本の沿岸では若干の海面変動があるかも知れませんが、被害の心配はありません。」と発表しました。

 PTWCではソロモン諸島の首都ホリアナ(震源から東南東345km)で20cmの津波を観測したとしていますが、ニュースでは震源に近い地域で数メートルの津波が押し寄せたなどと伝えられており、地震や津波による死傷者・行方不明者も報じられています。 参考:Googleニュース:「ソロモン諸島 地震」


 PTWCでは、太平洋地域における津波予報の発表を行っています。「Tsunami Warning」は、海中を震源とする大きな地震もしくは被害をもたらす津波の発生が進行中であることを確認し、津波の到来が迫っている場合に発表されます。「Tsunami Watch」は、被害をもたらす津波の発生が進行中かどうか確認せず、地震の情報により津波を予測して、影響を受ける可能性のある地域に発表されます。

 4月4日01時00分訂正:ソロモン諸島の首都ホリアナについて「震源から西北西345km」としていましたが、震源「が」ホリアナの西北西345kmであり、正しくは「震源から東南東345km」でした。

2007年03月25日

3月25日9時42分 能登半島沖 震度6強

 3月25日9時42分頃、能登半島沖の深さ約11kmを震源とするM6.9(暫定値)の地震がありました。この地震で、石川県の七尾市・輪島市・穴水町で震度6強、北海道から中国・四国地方にかけて震度1以上を観測しました。また、一時津波注意報が発表され、最大20cmの津波が観測されました。

 各ニュースによると、1人が亡くなられたほか、多数の方がけがをされているようです。気象庁報道発表資料)では、今後1週間程度は最大で震度5強程度を観測する余震が発生する恐れがあるとしています。揺れの強かった地域では、地震や雨などで土砂崩れ等が発生する可能性が高くなっていますので、十分ご注意ください。


 1月中旬の千島列島東方での地震で津波予報が迅速に配信された気象庁 Webサイトは、今回の津波予報も発表・解除時刻とほぼ同時にWebサイト上で配信されました。しかし、地震情報については相変わらずやや遅く、また本震の各地の震度に関する情報は配信されない上に発表から6時間以上「404 Not Found」と見つからない状態になっていました。

 P2P地震情報でもその影響で各地の詳しい震度は配信されませんでしたが、津波注意報やその他の地震情報はすべて正常に配信されました。また、地震感知情報も機能していました。

 P2P地震情報での地震感知情報の表示具合を再現したGIFアニメーションと、配信されなかった各地の詳しい震度情報です。気になる方はどうぞ。
 

2007年01月13日

1月13日13時24分 千島列島東方 震度3/M8.2(最大40cmの津波)

 1月13日13時24分頃、千島列島東方の深さ約30kmを震源とするM8.3の地震がありました。この地震で、北海道から関東地方と長野県・兵庫県で震度3〜1の揺れを観測したほか、一時津波警報・津波注意報が発表され、最大40cmの津波が観測されました。

 13時36分、オホーツク海沿岸・北海道太平洋沿岸東部に津波警報、北海道の日本海沿岸北部と北海道から近畿地方と伊豆諸島に津波注意報が発表されました。15時28分には、小笠原諸島にも津波注意報が発表されました。
 17時59分、津波警報は注意報に、北海道日本海沿岸北部の津波注意報が解除になりました。19時45分にはオホーツク海沿岸の、21時30分には北海道太平洋沿岸東部・中部・西部の津波注意報も解除されました。22時10分、津波予報はすべて解除されました。

 津波予報が発表されている間、小笠原諸島の父島では17時39分に、伊豆諸島の三宅島では21時21分に、それぞれ40センチの最大波を観測しました。そのほか、北海道から東海・近畿地方の太平洋側を中心に数センチから30センチの津波を観測しました。

 P2P地震情報でも、北海道から関東地方を中心に利用者の方から地震感知情報が発信され、91件が表示されました。また、地震情報・津波予報の配信も概ね正常に行われました。以前は津波予報の更新トラブルがあった気象庁Webサイトですが、今回はほとんど遅延なく津波予報が更新されました。

2006年12月27日

日本時間26日21時26分・21時34分 台湾付近 M7前後

 気象庁及びUSGS(アメリカ地質調査所)によると、日本時間26日21時26分頃に台湾付近の深さ0kmを震源とするM6.9(気象庁、USGSでは深さ10km・M7.1)の地震、同21時34分頃に台湾付近の深さ0kmを震源とするM7.2(気象庁、USGSでは深さ10km・M7.0)の地震がありました。なお、周辺地域でこの地震による大きな津波は観測されなかったようです。
 日本では沖縄県竹富町などで震度1を観測しました。一方、震源に近い台湾では死傷者が出たほか、海底ケーブルに問題が発生し海外との通信やローミングサービスの一部に障害が発生しているようです。

2006年11月16日

11月15日20時15分 千島列島 震度2/M8.1(最大80cmの津波)

 11月15日20時15分頃、千島列島の深さ約30kmを震源とするM8.1の地震がありました。北海道・東北地方で震度2〜1の揺れを観測しました。
 この地震により、20時29分に、北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、北海道から東海地方の太平洋側を中心に津波注意報が発表されました。この後、小笠原諸島にも津波注意報が発表されるなどしましたが、23時30分に津波警報は注意報に、16日1時30分には津波注意報もすべて解除されました。

 津波予報発表中、北海道・十勝港で60cm、父島・二見で50cmの津波が観測されたほか、北海道から関東地方にかけての太平洋側などでも津波が観測されました。
 しかし、津波予報が解除された後も、三宅島・坪田で80cm、神津島で60cmのほか、津波予報が発表されなかった高知県・室戸岬でも50cm、沖縄県・那覇でも10cmなど、長時間にわたって津波が観測されました。

 P2P地震情報では何度か津波予報配信に不具合があったほか、気象庁 Webサイトでも配信ミスがあったようです。また、津波の影響か漁船が転覆したというニュースもあります。

[参考]
2006年11月15日20時15分ころの千島列島の地震の震源要素の更新と津波の観測値について(気象庁)
宮城で漁船5隻が転覆 津波注意報解除後に最大波(asahi.com)

2006年08月31日

8月31日17時18分 東京湾 震度4

 8月31日17時18分頃、東京湾の深さ約70kmを震源とするM4.8の地震がありました。この地震で、神奈川県の横浜市神奈川区・相模原市・厚木市で震度4を観測したほか、東北南部から東海にかけて震度1以上を観測しました。なお、津波及び津波の心配はありませんでした。

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 P2P地震情報では、関東地方を中心に皆さんから100件を超える地震感知情報が発信され、表示されました。各地域のおよそ半数以上の方が発信されていたようです。

2006年05月27日

日本時間27日7時54分 インドネシア(ジャワ島中部) M6.2

 アメリカ地質調査所(USGS)によると、現地時間27日5時54分(日本時間27日7時54分)頃、インドネシア・ジャワ島中部(ジョグジャカルタより南南西25km付近)の深さ約17kmを震源とするM6.2の地震がありました。

 津波の発生はなかったようですが、今夜の段階で死者2500人以上、負傷者3000人以上と、非常に大きな被害が報じられています。
 参考:Google ニュース 「インドネシア 地震」

2005年11月15日

11月15日6時39分 三陸沖 震度3(最大50cmの津波)

 11月15日6時39分頃、三陸沖のごく浅い深さを震源とするM7.1の地震があり、北海道〜関東地方の太平洋側を中心に震度3を観測したほか、日本海側や北陸・東海地方にかけても震度1以上を観測しました。
 この地震により、6時46分に北海道太平洋沿岸中部・岩手県・宮城県・福島県に、7時42分には青森県太平洋沿岸・茨城県にも津波注意報が発表され、岩手県大船渡市で7時35分に50センチの津波を観測したほか、青森県八戸市ほか4つの検潮所でも10センチ〜20センチの津波を観測しました。なお、津波注意報は8時38分に解除されました。

 この地震により、交通機関が一時ストップするなどの影響が出ましたが、揺れそのものはさほど大きくなかったため、目立った被害はない模様です。

 が、津波注意報発表中の午前7時半頃に気象庁Webサイトを見てみたところ、津波予報は「発表されていません」のままでした。今現在気象庁Webサイトを見てみると、何事もなかったかのように「過去の津波警報・注意報」に情報が載っているようです。どうしちゃったのでしょうか。
 なお、「P2P地震情報」の津波予報未対応の問題については、次のリリース(恐らく今月中)で対応出来る目途が立ちましたので、もうしばらくお待ちください。

2005年10月08日

日本時間8日0時50分 イスラマバード北北東95km M7.6

 アメリカ地質調査所(USGS)によると、現地時間8日8時50分(日本時間8日0時50分)頃、パキスタンのイスラマバードの北北東95kmの深さ10kmを震源とするM7.6の地震がありました。
 この地震により、多数の死傷者が確認されている模様です。なお、震源地が内陸であるため津波はありませんでした。

2005年08月21日

8月21日11時29分 新潟県中越 震度5強

 8月21日11時29分頃、新潟県中越地方の深さ約17kmを震源とするM5.0の地震があり、新潟県長岡市の旧小国町で震度5強(計測震度5.1)を観測したほか、小千谷市で震度5弱、東北南部から東海地方にかけて震度1以上を観測しました。なお、津波(及び津波の心配)はありませんでした。
 気象庁「2005年8月21日11時29分頃の新潟県中越地方の地震について」によると、「この地震は、『平成16年(2004年)新潟県中越地震』の余震域から西に約10km離れた場所で発生しました」とのことで、新潟県中越地震の余震ではないとしています。

2005年08月16日

8月16日11時46分 宮城県沖 震度6弱(一時津波注意報)

 8月16日11時46分頃、宮城県沖の深さ約42kmを震源とするM7.2の地震があり、宮城県川崎町で震度6弱(計測震度5.6)を観測したほか、近畿・四国から北海道にかけての広い範囲で震度1以上を観測しました。
 この地震により、11時50分に宮城県に津波注意報が発表され、宮城県石巻市鮎川で12時4分・12分などに10センチの津波を観測しました。なお、津波注意報は13時15分に解除されています。

 この地震により、多数のけが人が出たほか、交通機関の乱れが続いています。

 気象庁によると、発震のメカニズムは「西北西―東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型」で、「太平洋プレートと陸のプレートの境界付近で発生した地震」とのことです。
 余震とみられる有感地震は21時までに10回で、余震活動は1978年の宮城県沖地震などと同じようにゆるやかです。しかしながら、今後数日間は最大で震度5弱(所によっては震度5強)の余震が発生する可能性がありますので、十分に注意してください。

2005年07月26日

日本時間25日0時42分 ニコバル諸島付近 M7.3

 アメリカ地質調査所(USGS)によると、現地時間24日午後9時12分(日本時間25日午前0時42分)頃、インドのニコバル諸島付近の深さ16kmを震源とするM7.3の地震がありました。発生直後、太平洋津波警報センター(PTWC)や気象庁などは「震源付近で津波が発生する可能性がある」との情報を発表しましたが、津波は観測されなかったようです。

2005年07月23日

7月23日16時35分 千葉県北西部 震度5強

 7月23日16時35分頃、千葉県北西部の深さ約73kmを震源とするM6.0の地震があり、東京都足立区で震度5強を観測したほか、近畿から東北地方にかけての広い範囲で震度1以上を観測しました。なお、津波(及び津波の心配)はありませんでした。
 気象庁「2005年7月23日16時35分頃の千葉県北西部の地震について」によると、「東京都23区で震度5以上を観測したのは、1992年2月2日に東京湾で発生したM5.7の地震以来」とのことです。

 テレビやニュースサイトなどによると、この地震により交通機関が一時ストップしたほか、20人以上が怪我をされた模様です。

2005年06月20日

6月20日13時03分 新潟県中越地方 震度5弱

 6月20日13時03分頃、新潟県中越地方の深さ約15kmを震源とするM5.0の地震があり、新潟県長岡市小国町・柏崎高柳町で震度5弱を観測したほか、関東北部・北陸・東北南部にかけて震度1以上を観測しました。なお、津波(及び津波の心配)はありませんでした。
 気象庁発表「2005年6月20日13時03分頃の新潟県中越地方の地震について」によると、「この地震は、『平成16年(2004年)新潟県中越地震』の余震域から西に約20km離れた場所で発生しました」とのことで、新潟県中越地震の余震「ではない」ようです。また、「今後2〜3日は最大で震度4程度の余震が発生する可能性がある」として注意を呼びかけています。

 この後、13時15分頃には震度4、14時49分頃には震度1の余震とみられる地震が発生しています。また、20日1時15分頃には千葉県北東部を震源とする震度4、14時03分頃には岐阜県美濃中西部を震源とする震度3の地震が発生するなど、全国的に地震活動がやや活発なようです。

2005年06月15日

日本時間15日11時50分 北カリフォルニア海岸沖 M7.0

 USGS(アメリカ地質調査所)によると、日本時間15日11時50分(現地時間14日18時50分)ごろ、北カリフォルニア海岸沖の深さ10kmを震源とするM7.0の大きな地震がありました。
 この地震により、日本時間15日11時56分に、西海岸・アラスカ津波警報センター(WCATWC)から、カリフォルニア・メキシコ境界からバンクーバー島の北端にかけての沿岸に津波警報(Tsunami Warning)が発表されましたが、日本時間15日13時09分に「どの沿岸の水位も平常時のままで、津波は観測されなかった」として津波警報は解除されました。

2005年06月14日

日本時間14日7時44分 チリ北部(タラパカ州) M7.9

 USGS(アメリカ地質調査所)によると、日本時間14日7時44分(現地時間13日18時44分)ごろ、チリ北部(タラパカ州)の深さ110.8kmを震源とするM7.9の大きな地震がありました。なお、PTWC(太平洋津波警報センター)では、この地震による津波の心配はないとしています。
 各ニュースサイトでは、地震による被害が報じられています(参考:Google ニュース検索 「チリ 地震」)。

2005年06月03日

6月3日4時36分 熊本県天草芦北地方 震度5弱

 6月3日4時36分頃、熊本県天草芦北地方の深さ約10kmを震源とするM4.8の地震があり、熊本県上天草市で震度5弱を観測したほか、九州地方の広い範囲と山口県・高知県の一部で震度1〜4を観測しました。なお、津波(及び津波の心配)はありませんでした。
 気象庁発表の「2005年6月3日04時16分頃の熊本県天草芦北地方の地震について」によると、「熊本県で震度5弱以上を観測したのは、2000年6月8日に熊本市付近で発生したM5.0の地震以来」とのことです。
 7時31分には、余震とみられる震度1の地震が発生しています。

2005年04月21日

4月20日6時11分 福岡県西方沖 震度5強

 4月20日6時11分頃、福岡県西方沖の深さ約14kmを震源とするM5.8の地震があり、福岡県の博多区・中央区・南区・早良区・春日氏・新宮町・碓井町で震度5強を観測したほか、近畿から九州にかけての広い範囲で震度1以上を観測しました。なお、この地震による津波(または津波の心配)はありませんでした。

 気象庁「2005年4月20日06時11分頃の福岡県西方沖の地震について」によると、この地震は「3月20日10時53分に福岡県西方沖で発生したM7.0の地震の余震域の中(M7.0の地震の約15km南東)で発生しており、これまでに発生した最大の余震」であるとしています。

 福岡県「福岡県西方沖地震に関する情報(第52報)」によると、きょう16時の時点で把握している分で、64名のけが人(うち1名重症)、住宅の一部損壊など家屋の被害が337件となっています。

 1ヶ月前の本震以降、徐々に余震活動は減少傾向となっていた中での大きな余震です。この地震の後、06時22分頃に震度4、06時40分頃に震度1、06時44分頃に震度3など余震活動が比較的活発になりましたが、現在はやや落ち着いてきています。

2005年04月11日

4月11日7時22分 千葉県北東部 震度5強

4月11日7時22分頃、千葉県北東部の深さ約52kmを震源とするM6.1の地震があり、茨城県神栖町と千葉県八日市場市・旭市・小見川町・干潟町で震度5強を観測したほか、周辺で震度4〜5弱、近畿から東北の広い範囲にかけて震度1〜3を観測しました。なお、津波(または津波の心配)はありませんでした。
 気象庁([PDF]2005年4月11日07時22分の千葉県北東部の地震について)では、「この地震は太平洋プレートの沈み込みに伴う地震と考えられます」としています。

 一時交通機関がストップするなどの影響が出ましたが、特に目立った被害はないようで、安心しました。

2005年03月20日

3月20日10時53分 福岡県西方沖 震度6弱

 3月20日10時53分頃、福岡県西方沖(深さ9km)を震源とするM7.0の地震があり、福岡県東区・中央区・前原市、佐賀県みやき町で震度6弱を観測したほか、関東地方までの広い範囲で震度1〜5強を観測しました。
 この地震により、10時57分に福岡県日本海沿岸、壱岐・対馬に津波注意報が発表されましたが、津波は観測されず12時00分に解除されました。

 気象庁によると、メカニズムは「東西方向に圧縮軸を持つ横ずれの断層型」で、今回の地震はこれまで極めて地震活動の低いところで発生したもので、前例となるような地震がないとのことです。
 余震活動については、新潟県中越地震のように非常に活発ではなく、いわゆる一般的な内陸型の余震活動と同様に推移しており、最大でマグニチュード6程度(震度5弱、地盤の悪いところで震度5強)の余震も考えられるとしています。

 なお、福岡管区気象台が発表した九州北部(山口県を含む)の地域気象情報20日16時発表分)によると、九州北部地方は22日に雨となり、雨量は平均50ミリ、多い所で100ミリと予想されています。

 今後、余震活動および雨による土砂災害などに十分注意が必要です。
 今回の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。


 あまり必要性はありませんが、地震感知情報の再現です。
 0320_KYUSYUSEIHOOKI_UserQMap.png0320_KYUSYUSEIHOOKI_UserQMap.avi(369KB)